安全運航への取り組み Safety operation initiatives
理念
当社はクルーズの安全の確保と環境の保全に全力を尽くし、クルーズを通して「夢」と「感動」を創り、人々の豊かで潤いのある暮らしに貢献します。
安全方針
1.基本方針
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安全の確保と環境保全は当社客船事業の前提であるとの認識を全社員で共有し、その実現に全力を尽くす。
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安全、環境問題、環境保護に関する法律を遵守するとともに常に法規制の研修に努め、条件整備を行う。
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当社運航船が緊急事態に陥いるおそれがある場合は、人命の安全及び環境の保護を最優先し、あらゆる被害の拡大防止のための措置をとるものとする。
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当社運航船の安全運航、船内の安全確保並びに環境保全に必要な要員の配置を行い、技能・ノウハウの伝承に努める。
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安全と環境保全に寄与する資材、備品、調度品の使用に努める。
2.安全重点施策
全社員に対し、常に安全意識の啓蒙を図るとともに、教育、訓練を通じ安全意識の高揚を目指す。
3.安全管理体制の確立
国際安全管理規則(ISMコード)に適合した安全管理システム、海上運送法に基づく安全管理規程の制定、継続的改善など安全マネージメント体制を確立し、その維持・改善を図る。
火災
海上において、火災は最も危険な災害のひとつです。乗船客の皆様の安全のために、以下の項目をお守りください。
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客室内(バルコニーを含む)での喫煙は禁止です。
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客室内の照明器具あるいはスプリンクラーのヘッド部分に物を吊るしたり、覆ったりするのはおやめください。
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客室に備え付けのもの以外で、温度制御機能のない機器(コーヒーマシン、アイロン、湯沸かしポットなど)はご使用にならないでください。
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火を伴う製品の使用は禁止されています。
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火災を発見した際には、直ちに船内各所に設置されている赤い手動の火災報知器を作動させ、警報を鳴らしてください。
一般緊急警報と避難手順
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一般緊急警報は、乗船客の皆様を所定の避難集合場所(アッセンブリーステーション)に誘導するために使用されます。
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避難集合場所は緊急時に皆様にご集合いただく、安全な場所です。
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避難集合場所の場所は、客室ドアの内側にある「安全に関する注意」に記してあります。
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一般緊急警報は、船の警笛や警報音によるもので、7回あるいはそれ以上の短い警報に続いて長い警報が1回鳴ります。この警報が聞こえたら、船が航海中あるいは港に停泊中のいずれの場合でも、速やかにかつ落ち着いて客室に戻り、救命胴衣、暖かい服装、頭を覆うもの、歩きやすい靴、服用中の医薬品をまとめてお持ちになり、指定された避難集合場所にお集まりください。
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移動の際には、停電になって閉じ込められる恐れがあるため、エレベーターはご使用にならないでください。
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避難集合場所に到着するまで、救命胴衣は着用しないでください。
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救命胴衣のストラップを床に引きずると、転倒など思わぬ事故の原因となりますので、お気をつけください。
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最寄りの非常口がふさがっている場合、客室ドア近くに掲示してある船内案内図に示されている別の非常口をご利用ください。
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避難集合場所では、船内放送やその場にいるクルーの指示がよく聞こえるように、静かに落ち着いてお待ちください。
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緊急時に備え、車いす、杖などをご利用のお客様は予めゲストサービスまたは担当のクルーにご連絡ください。
救命胴衣
救命胴衣は客室に収納してあります。救命胴衣が室内にない場合は、担当のクルーにお申し出ください。デッキにあるロッカーには予備の救命胴衣も備えてあります。これらは緊急時に客室に戻れなかったお客様に、クルーが避難集合場所でお渡しします。
船から人が落ちた場合
船から人が転落するのを目撃したら、「MAN OVERBOARD(マン・オーバーボード)」(誰かが落水した)と大声で叫んで周囲に知らせてください。また、落下地点が分かるようにすぐ救命浮き輪(あるいは水に浮くもの)を投げ、クルーに目撃したことをお伝えください。
事故防止対策
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船の動きによって足元が不安定になったり、悪天候時のオープンデッキでは滑ったりすることがあります。船内を移動する際には十分にお気をつけください。
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階段の上り下り、あるいは悪天候のときに船内を移動する際には、必ず手すりにおつかまりください。
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船の動きによってドアが閉まり、手や指を挟むことがあります。また、船の動きによってオープンデッキに風が吹き抜けて、ドアが突然閉まることがあります。ドアに手を挟まないようにご注意ください。
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オーシャンステージなど、特に照明を落としている時には十分にご注意ください。
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防火扉や屋外のドア、客室内のバスルームおよびその隣接部分など、船内には段差のある場所では足元に十分ご注意ください。
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クルーの生活あるいは作業エリアは、いかなる場合であっても立ち入り禁止です。
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夜間、客室内で移動される時は、危険ですので、照明をつけるようにしてください。
通船に関する注意
三井オーシャンフジが岸壁に直接着岸できない小さな港では、本船と岸壁や桟橋の間で通船(テンダーボード)を利用します。通船の運行スケジュールは船内にてご確認ください。